ザ・ビック・スペース・ファック (青木)

32号 アサダのどれいのままでいい

股セタな。いや、又性多な。たまタセタな。日本男性総ロリコン化計画の時間だぜ。まったく、フィギュアには感動したぜ。なにが一番感動したって、阿部和重のtwitter上でのコメントだよ。「浅田真央信者のわたくしとしましては、真央様のかなしみの涙を目にして胸が張り裂けそうでございます。」だってよ。まったく、なんてブレのないロリコン作家なんだ。惚れたぜ。早く新刊『ピストルズ』が読みたいよ。もちろん、お買い上げはブックス・ルーエで!

すまん、また話がズレまくった。以下、『タイタンの妖女』について。
@ 村上春樹『風の歌を聴け』で、火星の上を吹く風は、惑星タイタンで吹いている風に、その性格が酷似している。
A 高橋源一郎は『ジョンレノン対火星人』を著したが、その対立さえもトラファマドール星人がフィクサーであった。
Bシンフォニー上尾が指摘しているように、この作品は宮崎駿の漫画版『ナウシカ』が試みたように、ニヒリズムさえも飲み込もうとしている。
C 大田光が指摘しているように、この作品のプロット展開の巧みさ、セリフの言い回しのカッコよさは立川談志を超える笑う超人。
D 僕はこう指摘しよう。この本を読むと、きっと君はポンジュースが飲みたくなる。
E いくら君がロリコンでも、『○イ○ンの幼女』という最低な読み間違いだけは許されない大傑作である。
F おしまい

タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)
カート・ヴォネガット・ジュニア
早川書房
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30号 出る杭は打ち返す

禁欲だ!禁欲ダ!お前に必要はのは禁欲DA☆

前回、宇宙人がいることをヴォネガットが『スローターハウス5』の中で証明したと皆に語ったはずだ。今回はちょっとしたこぼれ話を一つ。スローターハウス5はもともと直訳で『屠殺場5号』って名前で単行本で出てた。まったく、最高にイカすタイトルだと思わないかい?ところがだ、 信じられないことに、「ちょっと“屠殺”という言葉はまずいんじゃないかと…」とだね、Fucki’nカマトトぶったタマナシちゃんが言ったんだな。それで横文字のタイトルに変更されて文庫化されたんだな

。実際だな、言葉狩りとか禁句なんて俺は都市伝説だと思ってた。だけどよ、実は先週、俺もその被害にあったんだぜ。俺はちょっと暇だったから小 遣い稼ぎのつもりでとある出版社の感想文コンクールにヴォネガットのことを書いて応募したんだよ。そしたら見事入賞してよ、図書カード1万円くれたんだけ どさ、その時になんと「屠殺という言葉は使えないので、掲載の際は文脈に応じて変更します」って言われたんだよ。許可を求めるとかじゃなくて、決定事項なんだよ。ビビったよ俺は。本当につまらんことにこだわる奴らってのはいるもんだな。

話は逸れたけどね、つまりこの小説は、タイトルからしてカマトトどもの眉根をひそませる作品だってことさ。そして実際、良識ある大人たちはこ れを読んでビビったんだ。それってつまり、クソ名作ってことさ。銀河の果てにジザム打ち込もうって奴は、言葉狩りなんかにビビってちゃいかん。ケツめど引 き締めて、まずはこれを読め。

スローターハウス5 (ハヤカワ文庫 SF 302)
カート・ヴォネガット・ジュニア
早川書房
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29号 お前の時代ならお前が変えろ

みんな久しぶりぶり!大宇宙おマ○コ計画のコーナーだよ☆

あれから一か月、Yourfilehostやカリビアンcomにアクセスするのは我慢できたかな?我慢や忍耐ってのはとても辛いよね。なんせ君はまだ若いもんな。なぜこんな理不尽なことを受け入れなければならないんだろう、なんで本田圭祐のようにプレーを制限されなくちゃならないんだろう、押尾学のように本能の赴くままに生きたいのに!と思うのも無理はないと思う。けどね、これも全て人類のためなんだよ。人類存続のためにアンドロメダを孕ませなきゃならないんだ。そこにしか希望はないのだ。君のジザムが未来のモノリスなんだ。

おそらく君は苦しみの中でこう考えたはずだ。「そもそも、アンドロメダの彼方に知的生命体なんているのか?いないとするなら、オレの分身たちは無駄死にじゃないのか?いるとすれば、それはどんなホットなスタッフをもったスペースビッチなんだ?」OK、今回は君のその質問に答えよう。悶々とした頭で悶々とした行為を続けるのは辛いからな。君にはスッキリした頭で悶々と耐えてほしい。

ずばり言おう、スペースビッチはILL。このプロジェクトの提唱者であるカート・ヴォネガットがある星の宇宙人とコンタクトに成功している。奴らの名はトラファマドール星人。人間様の結合行為を覗くのが趣味なイカレタ知的生命体だ。奴らの正体を暴いたのがヴォネガットの『スローターハウス5』だ。その内容は…って、もう字数制限が来た!仕方ない、連載二回目にして、もう来週に続くぞ!

追記 そうそう、今世間を騒がせている日本の新しい総理大臣も夫婦そろってトラフ…うわ何をするやめrくぁwせdrtgyふじこlp;@:「」…

28号 いいか全ては気持ちからだからな

ファックユー・アンドロメダ!淫水くらえアンドロメダ!吉祥寺のみんな、銀河星雲に熱い一発をかます用意はできてるかな。もし出来てなければ今日から禁欲的な生活を送るんだ!CPZにアクセスするのは我慢しろ!40時間でお前のナッツは満タンだ!

こんにちは皆さん。はじめまして。縁あって吉祥寺の名門書店ブックス・ルーエが誇る伝説のフリー・ペーパーである『ルーエの伝言』にて今月号から「ザ・ビッグ・スペース・ファック」を連載することとなりました。まずこの場を与えてくれた花本編集長はじめルエ伝編集部の皆さんへ感謝します。ありがとう!お礼に後でケツの穴を拝ませてやるぜ!

まずは連載第一回目、このザ・ビッグ・スペース・ファック(訳して「大宇宙おまんこ計画」)とは一体何であるかを説明しよう。これは20世紀最重要作家の一人であるカート・ヴォネガットが第二エッセイ集「パーム・サンデー」内にて発表した短編小説のタイトルであり、作中で展開される壮大なプロジェクトの名である。

要旨はこうだ。「残念ながら、人類の進化は袋小路に迷い込んだ。人類に残された道は一つだけ、銀河星雲に遺伝子をばらまくのだ!宇宙を孕ませるのだ!お前らのオタマジャクシを寄越しやがれ!」うーん、サ・イ・テ・イ!でも孤独な人類を救うには他に道はない。僕はヴォネガットの意志に賛同する。一人でも多くのニートが僕のように彼の後に続くことを期待する。これはただの連載ではない、崇高な全人類的使命を帯びた僕らの人類補完計画だ!

次回からこのプロジェクトの提唱者であるヴォネガットの著作を紹介していく。右手を震わせて待て!

パームサンデー ―自伝的コラージュ― (ハヤカワ文庫SF)
カート・ヴォネガット
早川書房
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